異次元の少子化対策関連は案の定、先週末が一旦の天井となり、週明けから調整している銘柄が多い。
私はそのうちのひとつ、6189グローバルキッズを23日から空売っていたが、そこからも根強く少し踏み上げられていたが、その都度売り上がり、本日決算だったので、こういうかたちで決算ギャンブルはしたくないので、昨日の寄付で買戻し、利益確定してホッとする。
しかしこの日はサプライズがあった。
相場師K氏が昨年秋にブログで推奨銘柄として挙げていた9377エージーピーだが、K氏が推奨後爆騰し、そこから半値戻しあたりのラインからボチボチと買い下がっていたが一向に上がる気配もなく、そのまま年末の日銀ショックで塩漬けとなっていたが、先日の決算発表で上方修正・増配・自社株の消却を発表し30日は寄付寄らずのストップ高した。
ただ、この銘柄は極端に板が薄く、出来高も少なく、人気もない銘柄だったので、ここは無理せず逃げるべきと考え全株売り注文を出していたら、前場で一瞬寄って決済された後またすぐ張り付いたので、半分残しておけば良かったか、と一瞬思ったが、しかし今日は寄りから大きく下げ、そのまま引けたので結果的には昨日すべて決済して正解だった。
現在の私のポジションは今3銘柄で、6768タムラ製作所、5341アサヒ衛陶、3031ラクーンとなっており、すべて買建てとなっている。
アサヒ衛陶は昨年末にストップ高したところをジャンピングキャッチし、その後買い下がりながら急落してえらい目に遭っていたが、このところ戻してきており、半分くらいは多少利益が出たところでポジション整理ができてきたのでこちらも少しホッとしている。
日経平均の値動きがちょうど日銀ショック分を取り戻したあたりでピタっと止まり横ばいになっている。
材料難といえばそれまでだが、ただ、ウクライナに対してアメリカが主力戦車であるM1エイブラムスを、ドイツが主力戦車であるレオパルト2を供与することを決めた。
もはや絵的にも完全にNATO軍VSロシア軍。
バイデンが戦闘機の供与はしないと言っているみたいだが、こちらも時間の問題だろう。
日経平均的には昨年2月上旬には高値27880円があり、中旬くらいから緊張が高まってはいるが、まさか攻撃はしないだろうってのが大方のコンセンサスであったが、引くに引けなくなったプーチンが攻撃を開始した、というニュアンスだった。
で、それも数日でウクライナが降伏してすぐ終わるだろうというコンセンサスだったが、この予想も外れ、色々あって現在に至る。
で話を戻すと、日経平均は3月上旬に24681円の安値を付けるが、これでウクライナの件は一旦織り込んだという形になり、3月下旬には28338円まで回復している。
その後は26000円~28500円あたりのボックスをもう1年くらい続けている。
また、ウクライナの件は 昨年の4月くらいまでは市場が反応していたが、その後は飽きられたのかほとんど反応することはなく、もっぱらアメリカの利上げ動向で株もドル円も動いていた印象。
何が言いたいかというと、ロシア・ウクライナ情勢に関しては昨年3月しか織り込んでおらず、 きな臭くなってきた今、大きな動きがあればそれを織り込んでこようという相場の動きがあるのではないかという個人的な懸念がある。
また、日本では4月に日銀総裁交代という大きなイベントがある。
早めにポジションを身軽にしておきたいところだ。
そう言いながら、今日タムラを1枚追加してしまった。