2023年3月10日金曜日

米銀SVBが経営破綻、米当局発表 リーマン危機後で最大

 まずは8日のアメリカ市場で米銀SVB株が60%安、リスク回避で米株全体も下落して、それを受けて9日の東京市場も479円下げた。前日の高値が教科書に載せられるほどのパーフェクトな宵の明星となった。

とどのつまりそれだけ来週は厳しい展開になるということだ。

 

 

10日のザラ場中もダウ先物はずっと下げ続けていたので、これはただ事ではないと思った。

ダウ先物5分足

 

このまま今夜もアメリカが下げ続ければ、さすがに只事では済まされないと思ったので、最近戻しつつあった数千株あったタムラ製作所をすべて決済した。

これから上がりそうなチャート形状だったので少し躊躇したが、ここで持ち越し暴落は致命傷になりかねないので決断した。数千円の微益。

で、本日SVBの破綻のニュースが報じられ、日経先物も27734円まで売られた。

その前日の日経先物の高値から1000円くらいマイナスとなった。


 


1月中旬から2月末までずっとGreedだった恐怖と欲望指数もここにきて一気に下がり、もっとも恐怖のExtreme Fearに転落。


 






 

私は昨日たまたま本業が休みで、1日中相場に張り付いていたが、もし仕事でろくに相場を見ていなかったらこの変調には気がついていなかっただろう。

週明けに世界で最初に開ける市場が東京なので、おそらく全面安スタートとなるだろう。

 そこからどれだけ調整するか。直近が急ピッチの高値追いだったので、その反動で来週26000円台があってもおかしくない。

3月3日と翌営業日である6日は28000円を超えるようにしてGUしているので、同じように週明けこれをGDで28000円をまたぐとなると、かなり強烈なアイランドトップリバーサルチャートの完成となる(しかも見事な宵の明星付き)。

 チャート的に見ても材料的インパクトで見ても、今年大発会でつけた25661円を試しにいくのではないかと思っている。

奇しくも今日は3月11日。市場にも大津波の予兆が見えている。